落ち込んで歩く帰り道、先の方で道を横切って民家の門をくぐる猫の親子を見つけた。
仔猫見たさにその門に近寄ろうと思ったら、親猫らしき猫が一匹門から出てきた。
猫はその民家の隣の駐車場でゴロンと横になった。
その猫をやり過ごし、門の中をそっとのぞいてみた。自転車の陰で3匹ぐらいがもぞもぞしていた。
この仔達から目をそらすため、あえて自分をさらしたのだろう。
親猫に近寄ってみるが、触れられる雰囲気はなく、横になりながらも距離を見計らっている。
子育てと野良の生活、加えてこの季節、母猫は痩せてはいたが、その眼にスキはなかった。
小さなことで悩んでいた自分が情けなくなった。