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今日は娘の待ちにまった日だ。 友人から1週間預かることになる「トラ丸」が我が家にやってくる。 娘はテレビや写真でしか猫を見たことがないので、楽しみでしょうがない。
箱からトラ丸がのっそり顔をだす。 娘「お母さん?、ニャーニャー?」(父親訳:お母さん、これ猫ですか?) 嫁もやや引いてる。 トラ丸は1歳半だが推定5kgはあるだろう。 「ゆうちゃん、トラ丸は大人のニャーニャーだから大きいんだよ」 だが私のトラ丸にかける意気込みは熱い。
同居する私の両親、嫁はそろって犬派。むしろ猫嫌い。 猫派は私だけだ、ここで娘を猫派に引き込めば娘の言うことはなんでも聞く両親だ 自分達は猫が嫌いでも、すぐにでも猫を娘にプレゼントするだろう。 嫁も両親の孫へのプレゼントなら文句はぜったい言うまい。 私の意気込みは熱い。
こわごわ娘がトラ丸の背中を撫でようとする。 トラ丸がゆっくり娘の足に首をこすりつける。 おお、いいぞ!その調子だトラ丸!娘を猫世界に引きずり込め!。 ここで私は奥の手を使うことにした。 トラ丸に合図を送る、トラ丸がうなずく。 私がトラ丸の腹の下に手を入れるとトラ丸が仰向けになった。 ドテッ。(コロンではない) 「ほらゆうちゃん、おなかを撫で撫でするとトラ丸も喜ぶよ」 (父親訳:ほらゆうちゃん、おなかをモフモフするとトラ丸も喜びますよ)
恐る恐る娘がトラ丸の腹をなでた。 「ンン~ゴォワァオー ン~ゴワァォオウ」トラ丸が鳴いた。 嫁は床の下から鳴き声が聞こえたといっていた。
2週間後、我が家ではウェルシュコーギーの仔犬にえさやる 嫁と娘の姿があった。
今日もペットうp板/猫ほしいぜ板を眺める私がいる。 「トラ丸、私達はベストを尽くした。結果なんかどうでもいい。」 ああ、でもみなさんこれからもペットうp板にかわいい猫の写真をupしてください。 ああ。 |