昨日は不思議な夜でした…
一昨日の夜、普段通らない公園の裏道で二匹の白ぬこさんと一匹の茶トラぬこさんに遭い
ました。ぬこさんたちは公園にササッと逃げましたが、一匹の白ぬこさんは、こっちを
じっと見てました。ピピッと電波が飛んできて「なんかよこせ!」と言ってるように思い
ました。んで、近所のコンビニに引き返してソーセージを買い、ぬこさんたちに上げますた。
それで、昨夜も同じ場所に行きました。
ポケットからぬこ用ササミを取り出すと、一昨日の白ぬこさんが公園の柵から顔をだし、
近寄って来ました。ササミをひとかけら食べ終わった後、白ぬこさんはじっとこっちを見ます。
私は白ぬこさんの前にしゃがみ込み、そっと首の下を撫でました。白ぬこさんは、
「そこじゃないにゃ」という顔で頭を突き出します。私は白ぬこさんの頭をナデナデしました。
「そこでもないにゃ」白ぬこさんは後足で立ちあがり、顔を近づけて来ました。
キスされるんじゃないかとビクーリしますた。白ぬこさんは私の左肩に両前足をポンと置き、
私はぬこさんの腰の辺りを抱いたまま固まって…
やがて、白ぬこさんは公園に戻り、低く垂れた樹々の枝にじゃれるように、後ろ足で立って
何度も何度もジャンプしてました。それは、まるで踊ってるようで、暗い街灯の下では、
ナンとも幻想的な光景でありました。
白ぬこスレの姫タソみたいなフサフサの白ぬこでした。尻尾もフサフサで太くて…
もしかすると、タヌキに化かされたのでしょうか?
こんな素敵な夜を過ごすことができたのも、この板のおかげと感謝しておりまつ。