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ちゅんたが死んでしまった。 娘が誤って踏んでしまったらしい・・・ とてもたくさんの血が落ちていて多分即死だったんだと思う。 保護して一年、すっかり手乗りになってしまって自然に帰す気になれず ずっとうちの子として過ごすつもりだった。 私が出かけるときはピーピーと悲鳴に近い声をあげてさびしがったちゅんた。 キッチンで水を使えば一緒になって唄ったちゅんた。 名前を呼ぶと「チュン!」と返事をしたちゅんた。 暇さえあれば肩に乗ったりシャツの上でカサカサしたり、遊び疲れれば 必ず人のどこかに触れながら寝たちゅんた。 隙を狙ってマックのポテトを盗んで逃げたちゅんた。 「それは食べちゃダメ」って追いかけると「キョンキョン」鳴いて飛び回ったちゅんた。 私の携帯が好きで着歌が流れると一緒に唄っていたちゅんた。 本当に可愛くて可愛くて大好きだった。 昨日、なぜ鳥かごに入れてから買い物に出かけなかったのか。 どうして「ちゅんたを出しっぱなしだから気をつけてね」とメールを入れるのを忘れたのか。 どうして娘の帰宅を待たずにいつもより早く家を出てしまったのか。
『どうして自然に帰してやらなかったのか。』
悔やんでも悔やみきれない。 ちゅんた、ごめんね。 こんな最期にしてしまって・・・ 痛かっただろうね、苦しかっただろうね。 ちゅんたのいない時間がこんなに静かで淋しいなんて・・・ つい、いつもとまっていた場所に目が行ってしまう。 もう、いないんだ。 二度と触れることが出来ないんだね、私のちゅんた。
子供の頃からすずめが大好きだった。 でもこれからは外でスズメを見かけるたびにちゅんたを思い出して 謝り続けます。 ごめんね、ちゅんた、本当にごめんなさい。 ちゅんた、ちゅんた、ちゅんた、本当に大好きでした。 そして思い出をありがとう。
初めての投稿で長々とスミマセンでした。 |