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【53:2931】猫欲しいぜ・・・

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2339 名前: ごめんCFリーダー故障中 2008-05-20 19:50:35 ID:rF0vIFL8KU
  今日は娘の待ちにまった日だ。
友人から1週間預かることになる「トラ丸」が我が家にやってくる。
娘はテレビや写真でしか猫を見たことがないので、楽しみでしょうがない。

箱からトラ丸がのっそり顔をだす。
娘「お母さん?、ニャーニャー?」(父親訳:お母さん、これ猫ですか?)
嫁もやや引いてる。
トラ丸は1歳半だが推定5kgはあるだろう。
「ゆうちゃん、トラ丸は大人のニャーニャーだから大きいんだよ」
だが私のトラ丸にかける意気込みは熱い。

同居する私の両親、嫁はそろって犬派。むしろ猫嫌い。
猫派は私だけだ、ここで娘を猫派に引き込めば娘の言うことはなんでも聞く両親だ
自分達は猫が嫌いでも、すぐにでも猫を娘にプレゼントするだろう。
嫁も両親の孫へのプレゼントなら文句はぜったい言うまい。
私の意気込みは熱い。

こわごわ娘がトラ丸の背中を撫でようとする。
トラ丸がゆっくり娘の足に首をこすりつける。
おお、いいぞ!その調子だトラ丸!娘を猫世界に引きずり込め!。
ここで私は奥の手を使うことにした。
トラ丸に合図を送る、トラ丸がうなずく。
私がトラ丸の腹の下に手を入れるとトラ丸が仰向けになった。
ドテッ。(コロンではない)
「ほらゆうちゃん、おなかを撫で撫でするとトラ丸も喜ぶよ」
(父親訳:ほらゆうちゃん、おなかをモフモフするとトラ丸も喜びますよ)

恐る恐る娘がトラ丸の腹をなでた。
「ンン~ゴォワァオー ン~ゴワァォオウ」トラ丸が鳴いた。
嫁は床の下から鳴き声が聞こえたといっていた。

2週間後、我が家ではウェルシュコーギーの仔犬にえさやる
嫁と娘の姿があった。

今日もペットうp板/猫ほしいぜ板を眺める私がいる。
「トラ丸、私達はベストを尽くした。結果なんかどうでもいい。」
ああ、でもみなさんこれからもペットうp板にかわいい猫の写真をupしてください。
ああ。

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