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１匹でも、棚やキャットタワーに登れば窓から外が見えるようにする、または
そういう風に弄りやすい部屋を選ぶなど、お留守番中もそれなりに退屈をしのげる
ように工夫をすれば、お留守番中も何とかしのいでくれるとは思います。
ただ、気になることが。
「猫は癒される」という感がありますが、長時間留守になるのであれば、猫に部屋を
何とされようと腹を立てないくらいの寛容さが、実際必要だと思います。
猫は叱ったり怒ったりぶったりしてしつけようとしても、無駄な生き物です。
猫は「習慣」でほとんどのものを覚えます。
一緒に暮らすだけで、猫はある程度のことは飼い主様を見て学んでいくのですが、
飼い主様の留守の時間が長ければ長いほど、猫は飼い主様を見てものを学ぶ機会が
減って、俗に言うベッタリとした猫でなく、自分の考えで好きに動く「自立した猫」
になる傾向があります(所謂抱っこ嫌い・夜一緒に寝てくれないなど)。
飼い主様から習慣を学びきれていない猫は、自分の考えで行動します。
飼い主様には「イタズラ」に思える猫の行為も、飼い主様の習慣が染み付いていない
猫が自分で考えて行動した「悪気のない行動の結果」なだけだったりするんです。
(勿論、長い時間一緒にいるようにしても、なかなか習慣づいてくれない猫もいますが)
でもここでおかんむりになっても、猫には通じないのです。
寧ろ怒れば怒るほど、猫と意思の疎通が図れなくなっていきます。
猫が覚えるまで、同じことを繰り返し猫に言う…習慣が身に付くまでの数年間は、
主様の性格にも依りますけど、それなりの忍耐が必要だと思います。
その上他の方も書かれてますけど、１人で猫を飼うとなると、１匹でも多頭でも同じ
ですが、それなりの金銭が掛かる上に、疲れていても眠くても、自分の機嫌が悪くても、
トイレの掃除やご飯、果ては通院に至るまで、猫の面倒を見てあげる必要があります。
こっちの機嫌なんてどこ吹く風、の猫に癒されもしますが、無神経に思えなくも
ない状況でもありますｗ
こう書くと面倒くさいことしか書いてないじゃないか、と思われるかも知れませんが、
時間との兼ね合いから考えるとその辺少し気になるところだったりするのです。
留守の時間が長いなら自分が癒されるより前に、猫が留守中部屋でストレスを溜める
ことなく主様を待てるような環境を作ってやって欲しいのです。
猫と人間の同居人て似てると思うのです。
余り顔を合わせずにいると、悪気のない失敗が多々あったりするのも。
心地よくない部屋で待たされて、イライラを帰った人にぶつけてしまったりするのもね。
猫との暮らしは、４１６０様がどこまで寛容になれるか次第じゃないでしょうか…。
（ちなみに、ケージでお留守番という手もなくはないと思うのですが、４１６０さんの
時間の関係からすると、ペットショップの子にしても拾いっ子にしても、ケージでお
留守番させるには時間的に少し無理がある気がします。
帰ってからケージから出してやって構う…その、構ってやれるだけの時間が遅い帰宅
後に確保出来るかどうか、そこが心配です。
拾いっ子なら尚更、手間のかかる子猫のうちから慣れさせないといけませんし。
ケージ飼いでなく、部屋に放し飼いをお勧めします。） |